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資産運用 外貨投資

外貨投資をする場合、投資する外貨商品について為替リスクと個別リスクの2つに注意する必要があります。

外貨投資のリスク = 為替リスク + 個別リスク

 ・為替リスク:為替変動によるリスク
 ・個別リスク:価格変動リスク、信用リスク、金利リスク、流動性リスク・・・

前者の為替リスクは、どのような外貨商品に投資する場合にも必ず生じるリスクで、このリスクをいかに管理するかは非常に重要です。

なぜなら為替の変動(円安から円高)が運用収益(利息収入、売却益など)を全て吹き飛ばし、さらに損失さえも生じさせる可能性があるからです。また後者の個別リスクは円建て商品に投資する場合と基本的に同じですが、その対象はより広範囲といえます。

このように外貨投資は、円貨投資以上に注意が必要です。その中でも為替リスクをいかに管理していくかが一つの大きなポイントになります。ここでは、外貨投資のリスクヘッジについて見てみましょう。

●外貨投資のリスクヘッジ

 ・商品の選択
    商品の仕組みや取引する金融機関に注意を払う
 ・余裕資金による長期投資
    高金利の複利効果によって為替リスクを低減する
 ・通貨の選択
    流動性と信用力の高い通貨を選択する
 ・通貨の分散
    相関性が低い通貨を組み合わせて分散させる
 ・時間の分散
    投資時期を分散させる(ドルコスト平均法の活用)
 ・期間の分散
    投資期間を分散させる(満期日をずらす)
 ・ヘッジ手段の活用(外貨預金など)
    先物予約、通貨オプション、外貨借入などでヘッジを行う
 ・外貨の活用
    外貨で運用した資産は外貨で消費することにより、為替リスクを回避する
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