資産運用 外貨投資
外貨投資の収益を考える際に、為替相場に注意する必要があります。通常、外貨建て商品の購入時には円を外貨に替え、また満期時や売却時には受け取った外貨を円に替えます。
このとき運用がうまくいって外貨の元本が殖えたとしても、為替が当初より大幅に円高になっていたら円換算で元本割れということもあります。一方で運用がうまくいかず外貨の元本が減ったとしても、為替が当初より大幅に円安になっていたら円換算で元本が殖えていたということもあります。
このように外貨投資の収益を考える上で、為替の影響は非常に大きいと言えます。ここでは、外貨投資の収益の考え方について見てみましょう。
●外貨投資の収益の考え方
外貨投資の収益
= 外貨商品の運用損益 + 為替の差損益
= 運用後の円換算元本額 − 当初の円元本額
*外貨商品の運用損益(円換算)
-> インカムゲイン(利息、配当金、分配金)
-> キャピタルゲイン(売却損益、償還損益)
*外貨の差損益(円換算)
-> 運用後の換算円元本 − 当初の円元本
●外貨投資の計算例
外貨預金に投資した場合の運用結果
・当初運用金額:1,000,000円
・ドル預金:1年、5%、為替手数料1円
・預け入れ時の実勢レート(仲値):100円
・当初のドル建て元本:1,000,000÷101=9,900.99ドル
・1年後のドル建て元利合計:9,900.99×1.05=10,396.04ドル
o1年後の実勢レート(仲値)が100円の場合の元利合計
10,396.04×99=1,029,207円 (年率2.92%)
o1年後の実勢レート(仲値)が90円の場合の元利合計
10,396.04×89=925,247円 (年率-7.47%)
o1年後の実勢レート(仲値)が110円の場合の元利合計
10,396.04×109=1,133,168円 (年率13.31%)
このとき運用がうまくいって外貨の元本が殖えたとしても、為替が当初より大幅に円高になっていたら円換算で元本割れということもあります。一方で運用がうまくいかず外貨の元本が減ったとしても、為替が当初より大幅に円安になっていたら円換算で元本が殖えていたということもあります。
このように外貨投資の収益を考える上で、為替の影響は非常に大きいと言えます。ここでは、外貨投資の収益の考え方について見てみましょう。
●外貨投資の収益の考え方
外貨投資の収益
= 外貨商品の運用損益 + 為替の差損益
= 運用後の円換算元本額 − 当初の円元本額
*外貨商品の運用損益(円換算)
-> インカムゲイン(利息、配当金、分配金)
-> キャピタルゲイン(売却損益、償還損益)
*外貨の差損益(円換算)
-> 運用後の換算円元本 − 当初の円元本
●外貨投資の計算例
外貨預金に投資した場合の運用結果
・当初運用金額:1,000,000円
・ドル預金:1年、5%、為替手数料1円
・預け入れ時の実勢レート(仲値):100円
・当初のドル建て元本:1,000,000÷101=9,900.99ドル
・1年後のドル建て元利合計:9,900.99×1.05=10,396.04ドル
o1年後の実勢レート(仲値)が100円の場合の元利合計
10,396.04×99=1,029,207円 (年率2.92%)
o1年後の実勢レート(仲値)が90円の場合の元利合計
10,396.04×89=925,247円 (年率-7.47%)
o1年後の実勢レート(仲値)が110円の場合の元利合計
10,396.04×109=1,133,168円 (年率13.31%)
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