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資産運用 FX(外国為替証拠金取引)

FXが人気になっている理由には、もう一つ「スワップポイント(金利差)」がつくことがあげられます。
為替取引は相場の変動による損益だけでなく、スワップポイントと呼ばれる金利による損益もあります。米ドルやユーロのように日本円より金利の高い通貨を買うと、通貨ごとの金利差に応じた金額を毎日受け取ることができます。高金利の通貨でスワップポイントを受け取ることができるのも、FXの魅力の1つなのです。

外国為替証拠金取引では、為替レートの変動によっては大きな損失が出る恐れがあります。損失をいかに抑えるかが大事なポイントとなってきます。

この損失を抑えるための仕組みがマージンコールです。マージンコールとは、損失額が一定の比率になったときに、現在の取引を維持するには証拠金が不足している際の警報通知のことです。

たとえば、1米ドル100円の時に、1万米ドルを買うと100万円の取引になりますね。証拠金6%なら、100万円×6%=6万円の証拠金を預けることになります。

ところが、1米ドル99円の円高になった時に決済すると、1万米ドル×99円=99万円となります。結局、100万円−99万円=▲1万円の差損(為替差損)ということになります。

さらに、1米ドルが93円になった時に決済すると、1万米ドル×93円=93万円となります。結局、100万円−93万円=▲7万円の差損(為替差損)になります。ところが、預けた証拠金は6万円ですのでマイナス7万円に足らない1万円分を支払わなければなりません。

そこで、このような最悪の事態になる「前」に警告する仕組みをマージンコールというのです。この警告がどれぐらいで発せられるかはFX業者によって異なります。
ニュースでは、「東京市場では円が値上がり」などと、外国為替市場の話題がでてきます。そのため外国為替市場とは、株式市場や野菜市場のような特定の場所をイメージしますが、実際は具体的な取引所はないのです。

外国為替取引には、さまざまな参加者がいますが、このうち銀行等の金融機関は、通信端末や電話を使って連絡を取り合い通貨の交換を行っています。これをインターバンク市場(銀行間取引)といいます。ここでの為替レートが基本となります。

一方、個人や輸出入業者は、インターバンク市場に参加している銀行等の金融機関との間で外国為替取引を行います。これを、対顧客市場と呼びます。

このように外国為替市場は、世界中の、通貨の売買が行われているところ自体を「外国為替市場」と呼びます。インターバンク市場(銀行間取引)と対顧客市場の2つの市場に分類されます。

取引量の多い東京、ロンドン、ニューヨークの市場を世界三大市場と呼ばれています。

では、外国為替市場(インターバンク市場)では、いつ取引が行われているのでしょうか?

答えは、「24時間いつでも」です。外国為替市場の1日は、日本時間の午前5時にウェリントン(ニュージーランド)に始まり、シドニー・東京・香港・シンガポール・ムンバイ・フランクフルト・ロンドンと次々に市場がOPENし、ニューヨーク市場がクローズする日本時間の翌日午前7時(夏場は午前6時)に終了します。このニューヨーク市場が終了する日本時間の翌日午前7時(夏場は午前6時)には、もう既にウェリントン市場がOPENしているので、市場が24時間途切れることなく続いているのです。

それでは、よくニュースで聞く「ニューヨーク市場」「東京市場」「ロンドン市場」などは、いったいどういうことでしょうか。

それは、いくら外国為替市場が24時間取引OKでも、現地時間で日中のほうが、取引量が自然と多くなります。そのため、その時間によく取引されている場所(つまりその時点で日中)を、「○○市場」と呼んでいるのです。

マージンコールとは何か?
スワップ金利とは、金利の異なる2種類の通貨を売買(交換)することによって、その金利差分を金利収入として得ることができるという仕組みのことです。外貨預金(預貯金)の金利のようなものだと思ってください。

各国の金利は、異なります。非常に金利の高い国もあれば、日本のように超低金利の国もあります。

FXは、通貨を売買する取引になりますが、通貨を売買する際には、金利についても売買しているということになります。

ですから、FX取引で金利の高い国の通貨を買ったとすれば、高い国の通貨分の金利を受け取ることができ、それと同時に売った国の通貨分の金利を支払うことになるのです。こうすることで、金利の差を調整しているのです。

例えば、日本の金利が1%としてアメリカの金利が6%とすると、日本の円を売ってアメリカのドルを買った場合、両通貨の金利差は5%となりますので、その5%分の金利を受け取ることができるのです。逆に、アメリカのドルを売って、日本の円を買った場合は、5%分の金利を支払うということになります。

FX取引においては、スワップ金利を、外貨保有中は毎日受け取ることが出来ます。スワップがどれぐらい受け取れるかは、FX業者や経済情勢によって異なります。

以上のように、FX取引は、円安でも円高でも利益を上げることができますし、外貨を保有しているだけでもスワップ金利で利益をあげることができる魅力的な取引なのです。

外国為替市場とは、・・・
外貨で利益を得るということは、安く買って高く売るということなのです。

たとえば、FX業者に10万円の証拠金を預け、1米ドルが100円の時に1万米ドルを買ったとします。

その後、1米ドルが101円(円安)になったと時に全額を売ると、(101円―100円)×1万米ドル = プラス1万円の差益(差額で出た利益)となります。

逆に、1米ドルが99円(円高)になった時に全額を売ると、(99円―100円)×1万米ドル=マイナス1万円の差損(差額で出た損失)となります。

しかし、FX取引は円高でも利益を得ることができます。それは、売り注文から取引を行う場合です。証拠金を担保に通貨を借りて売るのです。そして、円高になったところで買い戻して返却するのです。

たとえば、FX取扱い業者に10万円の証拠金を預け、1米ドルが100円の時に、1万米ドルを売ると売却代金として100万円を受け取ることになります。

その後、1米ドルが99円(円高)になった時に、1万ドルを990万円で買い戻して借りていた1万ドルを返すのです。

売却代金100万円から買い戻し代金99万円を差し引いた1万円が差益(差額で出た利益)となります。

*安く買って高く売ったり、逆に高く売って安く買い戻すことで利益になるわけです(反対売買の取引で損益を確定)。

スワップ金利とは、・・・
FX(外国為替証拠金取引)では、円安・円高ということがよく言われているので、最初に説明しておきます。

さて為替レートが、1ドル=110円から1ドル=100円になったときは、円高でしょうか?円安でしょうか?

正解は円高です。110円⇒100円になったので円安と思いがちですが、間違いです。円安・円高という言葉は、円を基準に考えられています。

1ドルをもらうのに110円払っていたのが、1ドルをもらうのに100円だけ払えば良くなったのです。円の価値が高まったからですね。これを円高と言います(円高=ドル安というわけです)。

逆に、為替レートが1ドル100円だったのが110円になるのは、円安という事になります。1ドルが100円でもらえたものが、110円を払わないともらえなくなったのです。円の価値が安くなったからですね。これを円安と言うわけです(円安=ドル高というわけです)。

少しややこしいですが、しっかり理解してください。結局、為替取引の世界では、円高のときにドルを買い、円安のときに売ると利益が生じることになります。

具体的に述べますと、1ドル=100円の時に1万ドルを100万円で購入したとします。
この後、1ドル=110円の円安になったとします。この時に、持っている1万ドルを売却すると110万円が手に入ります。つまり、110万円−100万円=10万円の利益となるわけです。

FXは円高でも利益がでます。
FX(外国為替証拠金取引)をはじめるには、証拠金を納めることが必要になります。この証拠金を担保としてレバレッジ(てこの原理)を効かせた大きな取引ができるという仕組みなのです。

普通は、1米ドル100円のときに、1万米ドルを購入しようとすると、100万円が必要になります。

しかし、FXの場合ですと、例えば、10万円の証拠金を担保にして、取引しているFX会社が1万米ドルを購入できるのです。

この後、円安となり、1米ドルが110円となったとすると、1万ドル×110円=110万円となります。ここで決済すると10万円の為替差益が得られることとなります(手数料やスワップポイントを除く)。

FX取引は、株などと同じ差金決済取引なのです。

このように、FX取引の特徴・利点としては、多額の資金を用意しなくてよいことがあげられます。

FX(外国為替証拠金取引)では、証拠金を納めると大きな額の取引ができます。

では、証拠金を納めると、どれぐらいの大きな外貨売買ができるのでしょうか。これは、証拠金率といって各FX業者によって異なります。

たとえば、1米ドルが100円の時に、1万米ドルを購入するなら、通常100万円が必要です。

ところが、FXの場合は証拠金率が50%なら、証拠金50万円で100万円の取引が可能です。証拠金率が6%なら、証拠金6万円で100万円の取引が可能となります。

このように証拠金率が小さい方が少額で大きな取引ができるのでお薦めなのです。

円高・円安のFXへの影響について、
最近は、資産運用の一つとして 良く耳にするようになったFXという言葉ですが、わかりやすくいうとどういうものなのでしょうか?

FX(外国為替証拠金取引)というのは、米ドル・ユーロなどの「外貨を売買(交換)」する取引のことです。そして、FX・外国為替証拠金取引・外国為替保証金取引は、すべて同じものを意味しています。

外貨の売買というとちょっと難しそうに聞こえますが、海外旅行に行くときには、円と旅行先の外貨の交換もしますよね。これが、外貨の売買(交換)ということになります。

結構、知らないうちに外貨の売買をしているのです。

FX(外国為替証拠金取引)を始めるには、・・・
外国為替証拠金取引サービスを提供している会社は多くあります。 各社のサービス特徴をしっかり比較した上で、自分に合ったサービスを選びましょう。

トレイダーズ証券        / ネットフォレックス
外為どっとコム         / 外貨ネクスト他
セントラル短資オンライントレード/ 日短FXダイレクト
FXプライム          / 選べる外貨
オリックス証券         / オリックスFX
ひまわり証券          / マージンFX
ライブドア証券         / livedoorFX
スターアセット証券       / くりっく365
ジェイ・エヌ・エヌ       / FX−navi
シーエーキャピタル       / 外貨ex
外国為替証拠金取引やFXは、少ない投資資金でより大きな外貨を売買し、為替差益と金利を得ることが出来る取引だと言われています。具体的には、5万円や、10万円くらいの一定の証拠金(保証金)を預けることで、1万ドル(≒110万円)の外貨を取引することが可能になります。(※1ドル=110円で計算)
少ない証拠金(保証金)で数倍(10〜20倍)の取引ができるというのは、株式投資の1つである「信用取引」と似ています。信用取引と異なる点は、外国為替証拠金取引の場合、売買差益を追求する運用方法だけでなく、スワップポイント(通貨間の金利差分)獲得をする外貨預金のような運用が出来るなど、異なる性質を持っていることです。
マネックス証券
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